6月1日(日)パリ・シャルル・ド・ゴール空港へ定刻到着。しかし物事はそう簡単ではなかった。航空会社は、調整のためキャンセルや遅れが続発して非難囂々のアメリカン・エアライン。やっぱり。私のフライト120便は、翌朝8:30AMまで飛ばない。11時間遅れ。ほとんどの乗客はがっかり、ホテル・バウチャー(無料宿泊券)を、手に握りしめている。しかしここでアナウンスあり。「スーツ・ケースをチェック・インされていないお客様、ただいま搭乗中の別の便(前日出発予定のもの)にお乗りになれます、いらっしゃいませんか?」おお、それは、私。
遅れて出発のその便に乗れば、パリには予定通りの時刻に着くだろう。もちろん友人が迎えに出てくれることになっているので、その時間に着きたい。「あああ、いいなあ〜」という他の乗客の視線を背中に受けながら、わたしは何とかその時刻にJFKを出発できたのでした・・・
到着後は、久々に帰郷したときの親戚周りのようなもの。はじから知り合いにご挨拶。4年ぶりのパリ。往年の知り合いであるモンパルナスにアトリエを持つ画家のアネッタは、ここのところ何度かガンの手術をしており、どうしても今回会っておきたかった。彼女のこぼれるような微笑みとハグ。ああ、とにかく来てよかった。何種類ものフランス菓子で歓迎され、最高の1日。
写真は友人のフルート奏者カミーラの自宅、家族とともにお庭でブランチ。
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