6月4日(水)
きょうは、チュイルリー公園にある、パリで私のいちばん大好きなオランジェリー美術館へ。前回は改装前の2004年。モネの睡蓮の一連の絵が描かれた、ジベルニーのアトリエと池を訪ねたこともある。確か2,3年は改装中でクローズしてたはずなので、今回リニューアルしたこの美術館はとてもとても楽しみ。今回の改装で、以前あったセカンドフロアを、1階の睡蓮の間へ自然光を入れるためにとっぱらってしまい、そしてかつて2階に展示されていたヴァルター・ギヨームコレクションをすべて地下へ移動。(下がヴァルター)このふたつの睡蓮の間で360度、モネの睡蓮に囲まれる幸せは、言葉では語り尽くせない。
この夜は、シャトレ・レ・アルでエスカルゴなどのディナーの後、10時より、(こちらの日没時間)ポンピドウ・センターの奥にある17世紀に建てられた
サントゥスタッシュ教会にて、フランスを代表する6人のパーカッショニストによるコンサート。60分間ノン・ストップの、6人のパーカッショニストのみに
よる音楽。教会なので残響も大きく、照明なども工夫を凝らしてあり、ソールドアウトだった。フランス人は、現代音楽への造詣が深いのだと思う。あらゆる年
代のお客様で、少し驚いた。パリの夜はなかなか暮れない。
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