午前11時に電話が入る。ポリス・カー(アメリカにはパトカーという言葉はない)がダブル・パークしてて私の車が出せないのよ!ストリートをふさぐように、何台もがめちゃくちゃにこのブロックに停めてるの。ヘリコプターはこの辺をブンブン旋回してるし、テレビの中継とかも来てる。なんか映画のワン・シーンみたいなの。「あ、わかった。だいじょぶよ、気にしないで。」うん、状況が変わったらすぐまた電話入れるから。で、約1時間後。「あ、もう車出せる、今から出るから。ちょっと遅れるけど。」あ、そう。何があったの?「ヤク中(ドラッグ中毒者)が、人質を取って立てこもってて、でもSWAT(いわゆる射撃隊)が来て、犯人を撃ち殺して人質も解放されたからって。でもその人質がお母さんだったんだって。」なんとも。心の痛くなる、今日のリハが遅れて始まった理由でした。どうも、人の命の軽さが気になる、今日この頃です。最近のイラク戦争といい。