今日の仕事のあとは、ギタリスト、ローレンス・ルーシー氏の100歳バースデイパーティへお祝いに行ってきました!このかたは、実際ににあらゆる著名人と、カウント・ベイシー、ビリー・ホリディ、ルイ・アーム・ストロング等々書いていけばきりがありません、往年の日々に演奏されてたギタリストです。会場となったミッドタウンのミュージシャンズ・ユニオンには、ニューヨークのジャズ界の大物たちが、続々つめかけてセッションしていました。(でも今はみ〜んな彼の後輩。)熱心なジャズファンにはこたえられない一夜だったはずです。そしてこのラリーの最後のステディ・ギグが、あの Arturo's だったのです。
そうです、今、私が彼の後続として、演奏している時間帯です。つまり、わたしがこの御大ギタリストの、あとがま、というわけです。 まったくもって名誉なことです。足が悪くなる前には、何度も私の演奏を聴きに来て下さいました。「俺はね、3歳の時、まだ奴隷で、白人のために夜明けから日暮れまで、南部で綿を摘んでいたよ。」そんな話をたくさんしてくれました。アメリカのほんとうの歴史が、この人の目で、わたしに語られました。きょうはバラの花束を持って、お誕生日を祝いに行ってきました。お元気そうで、本当にうれしく思いました。
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